暇をつぶすと汁が出る2

◆気になることや気に入らないこと◆

吾妻ひでおの原画展に行く

 あの吾妻ひでおの原画展を池袋でやるというので、それなら電車で一本だし、仕事場へ行くついでに寄ってこれると思って満を持していたのだが、ちょうどその一週間ほど前から風邪にヤラれてボロボロになってしまった。できれば初日に出かけたかったのだが、そんなわけで出鼻をくじかれてしまい、なんとか二日目である昨日、表に出られる程度には回復したので朝から行ってみた。(あとで気づいたのだが、黒いコートに大き目のマスクというその風体は「不気味くん」そのもの)

あじま原画展

 場所は池袋西武の南に隣接する別館の西武ギャラリー。地下の西武の入り口からそっち方向へ進むと連絡通路の角ごとに「吾妻ひでお原画展→」の看板が立っていてなぜかこっちが恐縮してしまうほどのやる気を見せている。あの「失踪日記」(2005年/平成17年)以来の祭状態が少し沈静化していたところへ続編の「アル中病棟」、今回の原画展の協力企業である河出書房新社からイラスト集が出たこともあるのだろう。朝イチで出かけたのは、先着順に非売品がもらえることや、2011年/平成23年の明治大学での原画展には見られなかった関連商品の売店も設けられているということもあったのである。入場料は700円。

 勇んで出かけては来たものの、意外にも思いのほかゆったりと絵を観察することができた。もちろん非売品(ポストカード)は余裕でゲット。プロのマンガ原稿を見るのは初めてではないが、手を触れられるほどの近さで見るのは初めてだ。予備知識として理解はしていたつもりだが、雑誌連載時の扉や単行本のカバー用の横長のカラーイラストはもちろんのこと、本編のペンのタッチは改めて「どーやってペンを動かせばこうなるのか」という素朴な疑問だらけであった。一番気に入ったのは双葉社から出ていた「Hedeo Collection」のカバーイラスト。新刊の「狂想曲 吾妻ひでお 美少女コレクション 1969~2013」にも収録されているが、これは一枚の絵ではなく、背景と手前の女の子の絵が別版だったというのは知らなかった。女の子はともかく、背景の絵も素晴らしいものである。あとは思っていたよりずっと緻密に描かれていた「地を這う魚」に感心し、「アル中病棟」でも触れられていた手製のオブジェの多さに驚いたり。で、売店で目を惹いたのが、カラーイラストを元にした版画。オリジナルより拡大されているにもかかわらず、劣化がないというそのしくみすらよく分からないというシロモノ。高いのは16万円近いにもかかわらず、すでに売約済みの札が複数枚貼られている。私はつつましく(それでも自分の生活レベルから見れば大散財だが)クリアファイル1枚とマグカップ、タバコおばけのTシャツなどを買ってしまった。なお、マグカップの絵柄は「ひでお童話集・ごたまぜ篇」の「おおおおお」の1コマである。

おみやげ

 なお、今日行われたはずのサイン会は事前に申し込みが必要な上、抽選でもらえるその権利と河出書房の新刊を会場で買うのが条件(すでにAmazonで買ってしまった)になっているので、残念ながら吾妻ひでお本人に会うことはかなわなかった。このサイン会が無事に行われていれば、まだやる気もあるのだろうからまた新作が見られることを期待したい。
 サイン本ならとりあえず1冊持ってるし(1981年/昭和56年「日差し」刊行時のもの←もちろん古本)。
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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/11/23(土) 18:25:59|
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松井大和

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