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数字書体についてのシロート話

 自分はデザイナーでも本職の編集者でもないが、雑誌の編集などを手伝っているせいか、印刷物やインターネット上の文字の書体が妙に気になるときがある。思えば、書体というものを意識したのは中学生の頃で、マンガの吹き出しのセリフ(ネーム)に使われる太い「かな」文字だった。後にそれが「アンチック」というかな書体と中ゴシック体であることを知ってからは、普段マンガを出版していない雑誌のマンガや同人誌などで無神経な明朝体が使われているとそれだけで「こいつら何も分かってないな」と白けたものだ。今やマンガのネームも活字から写植を経てデジタルなフォントを使う時代になり、我々のプライベートな印刷物でも自由な書体(フォント)が使えるようになった。それでも、見やすく親しみのある文字の形は普遍であり、今も昔も変わらない。
 最近ちょっと気になったのが、文庫本のページ(ノンブル)などによく使われる数字の書体である。なんといっても数字によって高さが上下に長くなっているのが特徴で、こういうのをOldstyleというらしい。写植全盛時代は数字だけの場合は書体名ではなく書体見本帳の記号で指定していたので、名前を気にしたことはなかったのだが、「写研」の見本帳を改めて見てみると「ベニスライト・フェース」という名前だった。ボディサイズの統一がとれていないように見えるが、3桁くらいの数字が並ぶと、これがまた、なんとなく「本物」のように思えてくるから不思議だ。本物と言えば、私よりもっと書体にこだわっていた友人が「ナールで書かれた真実より、石井細明朝で書かれた嘘の方が本物っぽい」という冗談を言っていたのを思い出す。
ベニスライト・フェース
↑写研の書体見本帳からスキャンした「ベニスライト・フェース」。
ちなみに、この名称のアルファベット(Venice light faceなど)で綴ったフォントは見つからなかった。


 この書体は現在パソコンで使えるフォントとしては存在していないようで、似たようなOldstyleの数字が使われているGeorgiaで代用されることが多い。しかし、どういうわけか「1」のデザインが「I」ではないので、そこを気にしているデザイナーも多く、仕事場のDTP担当者に尋ねてみたら、比較的似ているのがAdobeのApollo MTというフォント。これはいくつかフリー?フォントが転がっており、Old Styleの数字が一番近い。個人的にはSmall Capsの大文字と小文字の形が同じというデザインが好みなのだが、「1」は「I」だがその代わりに「4」にセリフ(ヒゲ)が付いている。で、結局一番似ていると思われる(というか写研のコピー?)のがモリサワのMOSuujiHB-Glnというフォントらしい。もちろんフリーフォントはなく、表向きは一般人(シロート)には使えない書体の一つである。
 興味のない人にはまったくどーでもいい話だが、ネットで検索中に、似たような思いでフォントを探し回ったという話や、見本を基に自分でフォントを作ってしまったという人もいて興味深かった。
Old Style FONT
↑ちなみに、フォント名のフォントは今のところ一番気に入っているスーベニア(Souvenir)。

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  1. 2014/06/09(月) 15:28:59|
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